大人になると、足裏のアーチが無くなり、開帳足になってきます。昔は、こんな扁平足では無かったのに~、なんでだろう!という方も増えてきます。
足は、33個の細かい骨で構成されているので、赤ちゃんで産まれた時は、ぷっくらとした
アーチ状の骨組みをしていても、足裏は、比較的ペタンコになっています。柔らかいプッくらとした筋肉に覆われていますね。
2足歩行で歩きはじめてから、段々と土踏まずが出来てアーチが出来上がってきますが、
これが、いつの頃からか、年齢を重ねてくるごとに、また、体重の重さ、重力に負けて、筋肉も弱くなってくるので、アーチ状になっていた骨組みも、ズンズンさがり、潰れてきます。
そうなると、どうなるの?ですね。
敏感な人は、足の裏が疲れやすくなったり、足首が痛くなったりします。
それだけならいいのですが、足の指の下、付け根から足の平のあたりにタコが出来たり、親指の付け根の骨が痛み始めたりします。
今の時代は、靴も自分の足に合わせてオーダーしたり、合った靴を選べるよう種類も多くなりましたが、昔は、つま先の細い靴や見た目だけで、選べるほどの靴はなく、無理に自分の足を合わせて豆が出来ても、そのうちに靴はのびるだろうと、こんなもんだろうと思っていたと思います。
私も、その内の1人です。
身体も柔軟な若い頃にこうした無理のある靴を長時間履いていた方は、今になって、足の指の変形や、巻き爪、外反母趾などに、悩まされています。
このお悩みについては、専門の病院に受診して相談して、いい解決策を見つけて欲しいと思います。
ただ、今の私達に出来ることは、足裏の筋肉を柔らかくしたり、ソールを作ったり、ソールまでは、作れない方でも、家でアーチを復活させられるお手伝いの方法もあります。
※アーチを復活させれば、足指の変形や、外反母趾、巻き爪がなくなるわけではありません
本来の足の形、アーチを作ることで、しっかり地面を踏ん張るようになったり、足の本来の役割に戻れるような手助けをするだけです。
アーチを作るといっても、実際に、見てみて、足のどこに重心があるのかがわからないと、そう簡単には出来ませんが。。。。
シューフィッターのいる靴屋さんや、足の重心を見てくれるところがあれば、自分の身体のクセもわかります。ぜひ、みてもらってみてくださいね。
足の裏には、ツボが沢山あると聞きます。
青竹踏みや、足ツボ踏みなど、色々グッズも沢山あります。
しばらくそんなのは、踏んだこと無い。
あ~、あれ、痛そうだなぁ。。。。と、思う方は、面積の大きいもの、青竹踏みや、野球ボール、テニスボールなどを使い、椅子に座って踏んでみるといいですね。
ボールを踏む時は、必ず座らないと危ないので気をつけてくださいね。
面積の大きいものでも、骨がさがり固まってしまった足の筋肉をほぐすのには、充分だと思います。テレビを見ながらでも出来ますから、試してみてくださいね。
段々と、それが楽になってきたら、お風呂に入った時や、寝る前とかに今度は、手の指で、足裏の色々な部分をつまんで、モミモミしてみてください。
所々、あ~、ここいたい~!なんてところもあります。
その、あ~、この部分痛いなぁと感じる部分に今度は、ゴルフボールや、スーパーボール、大きめのビー玉など、テニスボールや、野球ボールよりも小さな面積のものを使い、座りながら、踏み踏みしてみてください(^_-)
痛いですょ!あんまり強く踏んだら!笑
そして、また、お風呂や寝る時に手揉みをしてください。
そんなに、今まで、自分を労ること無かった~。と、思いますよね^ ^
人の身体、つまり、自分の身体は、自分で労るのが1番効果ありますょ。
何度か、足の悩みの相談にいらした方に、病院に行きながら、自分に出来ること、やりましょう!と、片方の足だけ、やり方を伝えると、左右差が目に見えて違うことにビックリして、それからは、自分でも続けてやっているそうです!
あれから、地に足がついてる実感があるのよ!と、嬉しそうに教えてくれました^ ^
人は、産まれてから今まで、身体のクセや、動きの習慣、心のクセもそうですが、痛い思いをしないと気づかない。向き合わないです。
でも、遅くないですんです。
今でも、気づけた!向き合おうとしている!
ここから前に進めますからね^ ^
出来ること頑張って行きましよう!