病院でも、数字で今の身体の痛みとか辛さを聞かれるけど、よくわからない。。。。
私もよく使う、痛みの数字だと今、どのくらいですか?の質問に戸惑っていた。
痛みは、人それぞれ感じ方が違うし、伝える相手にも、度合いが伝わりにくいし、わかってもらえない。
トレーナー業界でも、見る側からの評価と、
自己評価をそれぞれ、数字で現し、そこから読み取ることがある。
自分が1番辛かった痛みを、10とする。
女性だと出産時の痛みとか、、、と、伝えると、
私は、ICUで、目が覚めたとき。。。。
えっ、なんで私、、、ここにいるの?
と、目が覚めてから、激痛を知ったそうです。
大きな事故に遭った後だった。
事故の時のことを思い出そうとしても、どうしても思い出せないんです。。。
思い出さなくていいですょ。
そんなの記憶から消してしまえば、いいんです。
そう身体も頭も消してしまおうと、拒絶してるんですょ。
相当大きな事故だったことは、あちこちに金具が入り、皮膚の移植をしていて、下半身全てがケロイドになってしまっているのが物語っている。
生きていてよかった。。。。本当に。
はじめてお悩み相談で、足が痛くて動かないことを打ち明けられ、ズボンをめくり、全部見せてくれた時に、胸が張り裂けそうだった。
ケロイドの皮膚を撫でながら、
やろうね。
絶対動かそうね、
負けないで、やろう!
そう、クライアントさんに言うと同時に自分にも言い聞かせていた。
現在は、訴訟もあり、度々弁護士さんに今の状態を聞かれるようですが、弱気な発言をする事で、気持ちが滅入ってしまいそうだから、前向きな発言ばかりをしてしまう。
そこを、キツく注意をされているとのこと。
そして病院で、痛みや辛さを数字で聞かれるのが、あまりよくわからないとのことだった。
数字は客観的に自分を評価するものだから、数字をうまく使って、弱気にならない方法で伝えることが出来るから、逆にいいんですょ。
〇〇さんの場合は、今の痛みや、身体のしんどさを、そのICUの時の痛みを10としたら、どのくらいか?
それを伝えるなら、弱気にならないですよね。
後は、心、気持ちの評価も伝えるといいです。
人は、声をかけられると気持ちだけで頑張ってしまう傾向があるから、気持ちと身体を分けて判断することも必要かな、って思いますょ。
1日のうちに、午前中は、前向きに頑張ろうと思っても、夕方になると弱気になってしまう。
もうダメかなぁとか考えてしまうなら、1日のトータルで、1番心がしんどかった時を10としたら、どのくらいか。
心のダメージがあるなら、心の評価と身体の評価トータルして、7や、8になっても、不思議では無いんですょ。
人が、どう思うか、なんて考えない。
純粋に冷静に自分を評価してみてくださいね。
病院の先生から、皮膚も痛みも残念ながら元に戻ることはない。。。
そう、言われてきて、石膏で固めたような足首が動くようになり、つま先立ちのトレーニングまで出来るようになり、ふくらはぎから、足首の先まで、皮膚は、他の人とは変わらないところまで戻り、顔は、どんどん美しくなり、イキイキして見えることにも驚かされています。
人の心の持ち方で、これだけの奇跡が起こることを知り、筋トレのすごさ、トレーニングのすごさを改めて実感した。
嬉しいですね。。。。本当に。私も嬉しい。
ただ、
人から見える評価は、
自分の評価とは、
別物です。
隠されていることがあるから。
言葉は、
いい言葉を発することがいいもの。
と、勝手な認識でいたけど、
時には、自分を煽るし、
時には、無理をする、
時には、ごまかす。
それが逆に、悪影響だったりもする。
だから、数字で評価することも必要な時ってあるんだなぁ。
自分で話しながら、腑に落ちた気がします。