お悩み相談をしていて、有効なストレッチやトレーニングも伝えていますが、
特に硬い部分の筋肉のほぐし方も伝えています。
かなり痛みが強く出てしまった経験のある会員さんは、あの痛みだけは嫌、と熱心に聞いて家に帰ってからも、テニスボールを使い時間があればゴリゴリやってしまいます。
それが、かえって筋肉を傷つけてしまい、痛みになってしまうことがあります。
毎回、テニスボールなら、1箇所5秒まで、ボールを移動して5秒まで、と伝えていますが、ほぐしは、1日に一回だけね、と伝えていても、
「1日に一回だけ」が、スッポリ抜けてしまっていて、何度も何度もほぐし続けてしまいます。
弾力のある消しゴムも、1日に何度も何度も押さえつけてゴリゴリしていたら、裂けてしまいます。
筋肉は、骨を守るクッションのようなもの。
筋肉は、関節を動かすバネのようなもの。
身体の柔軟性がないのは、「歳だから」と落ち込む方も多いですが、そこで諦めるのではなくて、今、持っている自分の筋肉のままクッションやバネにすることはできるのです。
筋肉を柔らかく弾力のあるクッションとバネのようにするためには、
①ほぐす
↓
②ストレッチ
↓
③トレーニング
↓
④ストレッチ
↓
①ほぐす
こんな順序が理想です。
そして同時に、
・お水を多く摂り筋肉に保存する
・タンパク質を摂取する
・筋肉を休ませる日をつくる
※お水やタンパク質、カリウム摂取制限がある方は、病院や栄養士さんの指示に従って、できる範囲でやってみてくださいね。
筋肉が、クッションやバネのようになって来ると、心も、柔らかくのびのびとしてきます^^
転んだ時に、身体や骨を守ってくれる。
動く時に関節の応援をしてくれる。
筋肉をそんな状態にしておきたいですね♪