私がパーソナルトレーナーとして、続けられているのは、お悩み相談や施術をしていることがとても強みになっているからだと思っています。
筋肉をつけるのには、筋トレ
脂肪燃焼や血管を丈夫にするのには、
有酸素運動
誰もがわかっていることだと思う。
そして、筋トレも有酸素運動もトレーニング上級者ならば、自分であれこれ考えながらトレーニングは出来る。
私が受け持つ方達は、
こんなクライアントさんが多い。
・持病を持っている
・人工関節が入っている
・トレーニング初心者
・痛みを抱えている
・スポーツする時に不安定な部分がある
トレーナーの資格だけでは、
このような方達には、うまく対応出来なかっただろうと思うことが沢山ある。
スポーツ整体師という資格をトレーナーの資格と同時に取得してよかった。
それは、
・解剖学を学んだことで、関節の動きの種類や筋肉の動きを知ったこと、
・外傷と障害から施術の方法や出来ることを学んだこと、
・1人1人の筋肉の太さ、弾力が違うことを知ったこと、
これらが、今のクライアントさん達のトレーニングにおいてとても役に立っている。
そして、あるクラブで始めたお悩み相談。
これも、かなり重要なものになっている。
身体を動かす時に、
どんな時に不自由を感じているのか、
どんな動きをすると辛いのか、
生活をするうえで、筋肉だけは鍛えていても、
不自由さや、辛さがあっては、トレーニングしていても不安に思ってしまう。
そこで、その不自由さや、辛さがどこから起こっているのかを筋肉を触ってみて、普段の生活している時の姿勢や、動作を聞き、原因を突き止める。
そして改善出来ることは伝えて、
今、何をすることが必要なのか、を伝える。
パーソナルトレーナーは、クライアントさん1人1人の気持ちと身体の状態を知ったうえで、その方にあったトレーニングメニューを作らなければならない。
お悩み相談では、その情報を全て知ることが出来る。
そこから、
施術が必要ならばそれを伝え、
トレーニングでは、どの部分を強化したらいいのかを伝える。
そして強化するとしても、
その方の筋肉の太さや弱さによってもトレーニング方法は、全く違うものになる。
一般的にマシンは、若い方や男性には筋肉を鍛えるのには、とても便利。
だけれども、更年期前後からの女性や、高齢者、何かしらの症状を抱える人達にとっては、やり過ぎや重いものだと、怪我に繋がってしまうことも多くあるので、
マシンを提案することもあれば、ゴムチューブで提案することもあるし、何も使わずに体操から提案することもある。
そんな時に、このお悩み相談では、気持ちに寄り添うだけではなく、対処法や必要なことも伝えて行かれるので、未然に怪我を防ぐこともできる。
トレーニングメニューを考える時も、
お悩み相談や、施術からヒントをもらうことが多くあり、
色んな角度からクライアントさんを見る。
そして、1番ピタリとくるものを提供していく。
みんなが安心した生活を送っていかれるように、
私にとってのパーソナルトレーニングにおいては、お悩み相談も施術も、切っても切れない3点セットとなっています。