2年以上パーソナルトレーニングをやっているクライアントさんや、
始めてから数ヶ月経ったクライアントさん、
始めて間もないクライアントさんに、
重りを使わない、
身体の重さで、スクワットをすることがある。
そう、自重スクワット。
パーソナルでは、大事な筋肉がつくまで、スミスや、ケーブルというマシンだが、一部固定だけのものを多く取り入れている。
他のマシンは、鍛えたい部位のみの筋トレなので、身体も固定されるし、注意する点だけ伝えると、自分でも出来るようになる。
長くトレーニングをしてきて、筋肉がついて、力もついて、体幹が安定してきた時に、中間テストのように、
身体の重さで、スロースクワットをやる。
これが、意外とキツイことがわかってもらえる。
必要最低限、自分の身体を支える力、筋力をつけてもらいたい。
どのくらい安定しているか、次の日は、どの部位に筋肉痛が起きたかを知ることで、次への課題にもなる。
自分の身体の重さ、プラス、重力。
宇宙に行った、前澤さんも、こんなに重力が重いと思わなかった!と、ニュースの中でとりあげられていた。
空気中では、あまり感じることがないけど、もこの重力は、バカにならない。
(痛みにも、重力が関係しているけど、今回は、触れない。)
人間も動物も、この重力に逆らって、生きている。
立っている時も、座っている時も、歩いている時も。
スミスマシンや、ケーブルで重りをプラスしても、身体の一部が固定されるだけで、自分の身体の重さは、減少する。
バーベルスクワットもやることもあるけど、
腰椎から仙骨が丸く入ってしまうこともあるので、あまり、危なくない、選択肢を選んでいる。
身体の重さで、スクワットは、
⚫︎腰に手をあてて、スクワット
⚫︎丸太を抱え込むように手を前で合わせて、スクワット
⚫︎バンザイしてスクワット
と、
クライアントさんの段階で、
トルクを使い分ける。
例外に、パーソナルを始めてから今まで、自分の身体の重さだけで、スクワットをし続けているクライアントさんがいる。
始まりは、椅子に捕まり、バーに捕まり、私が後ろから、いつでも抱き抱えられるように、すぐそばについていても、ヨロヨロとしていた、
高齢者のクライアントさん。
3年くらい経った今では、若いクライアントさん達に自分を支える筋力や、体幹バランスが近づいてきた。
もっと背中や、お尻、股関節を上手に使いましょう。
コツや、意識することを伝えてから、みるみる変化が出てきました。
人、それぞれの体重や、身長も違う。
だけれども、持っている身体を支えるだけのものは、みんなが持ち合わせている。
身体の重さで、スクワットが、
全ての筋力を知るバロメーターとなっています。
自分でやる時は、鏡を見ながら危なくないようにo(^_-)Oやってみてくださいね。