股関節周りの筋肉

人は、生まれてから、ハイハイをして、股関節をしっかり動かして筋肉を発達させてから、つかまり立ちをして、歩き始めます。

歩けるようになってからは、座る、寝る、立つ、歩く。

これの繰り返し。

大人になると、座り仕事で座りっぱなし、立ち仕事で立ちっぱなし、家に帰ると、グタ~っと、座り、根が生えてしまい、なかなか、動きたくなくなり、数時間座ってくつろぎます。

股関節周りの筋肉は、ガッチガチ~の、ゴッチゴチ!

子どもの頃は、動きたいように動け、猫のような柔軟性と、体幹バランスなど、な~んにも気にせず生活をしていました。

今では、小さい頃から様々なスポーツの、クラブチームに入ったり、スクールに通ったりと、好きなスポーツを小さい頃から、やる子も沢山増えてきました。

昔は、小学生や、中学生が、腰をおさえて痛い。なんて言うことは、あまり聞きませんでしたが、最近では、増えてるなぁ。。。と、感じることがあります。

それは、スポーツをやる子は、とことん同じ動きをして、帰ってきたら、ずっと座りながら勉強か、ゲーム。

スポーツをやらない子は、身体を動かすことが嫌い、出来れば体育もやりたくない、

今は、感染症もあるし、外で遊ばせるのも危険が多くてと、心配が多く、勉強、ゲームで、身体を動かすことがあまりない子。

時代が変わっているから、こんな習慣になってきたのも当然なのかなぁと。

私もそんな子ども達の母親ですが(^^;

話は戻ります。

股関節周りの筋肉が硬くなることで、何が起こりやすくなるのか。。。。

⚫︎腰痛

⚫︎膝痛

⚫︎神経痛

⚫︎便秘

⚫︎尿もれ

⚫︎可動域が狭くなる

⚫︎バランスを保てない

などなど、が影響されて、出てきたりもします。

これは、年齢や、(年齢というと差別になりますから、普段からトレーニングしてる人、全くく何年も筋肉を動かすことをしていない方、というのが、いいですね^ ^)、筋肉の状態、(重さや、筋肉の太さ、弾力)によっても全然違います。

ですが、それは、個性と同じ。

大事なのは、動かすこと。

股関節周りの筋肉を動かすことで、それぞれの身体に合わせて、変化してきます。

動かすといっても、特別なことはいりません!

100㎏のバーベルスクワットなんてしなくてもいいですからヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

自分の身体の重さを支えられるようになるまで動かすことです。

それには、ストレッチや、凝りのある股関節の筋肉をほぐして柔軟性をあげておく。

筋肉が硬いまま動かすことや、トレーニングは、怪我のもとになりますから。

少し股関節周りがほぐれてきたかな!?と、思ったら、床や、畳でもいいので、お尻歩きをしてみてください。

小さい子ども達は、床に座らせると、お尻歩きして遊んだりしますね。

股関節の筋肉が硬いと、上半身をかなり捻ったりしてしまったり、お尻をスリスリして歩いてると言うよりは、引きずってしまったりと、お尻歩きは難しいです。

それが出来るようになったら、今度は、お相撲さんが、シコを踏む時のように大きく脚を開き、(自分の開ける範囲で大丈夫です)外転スクワットをゆっくり4秒くらいかけてしゃがみ、4秒くらいかけて、立ち上がる。

まずは、10回。

この立ち上がる時に、脚で立ち上がる意識ではなくて、お尻の穴をギューっと締めながら、立ち上がるように意識してみてください。

普段使われてない筋肉を使うとすごく疲れますが、これは、内転筋群、骨盤底筋の筋肉をすごく使います。

↑★横の動き。(前額面、ぜんがくめん)

身体に対して、平行した動きです。

表面というよりも、股関節の中の筋肉を沢山使います。

それから、ランジ。

と、言っても、一歩踏み出すフロントランジや、バックランジではなく、そのランジ姿勢のまま、上下するだけの、ステーショナリーランジ。

ランジ姿勢を作り、膝をついて深くなくていいので、浅く、ここでも、脚で立ち上がるのではなく、お尻で立ち上がるを意識してみてください。これもゆっくり4秒で下がり、4秒で上がる。10回。

※ 膝の痛い方は、この動きだと、膝をかばい、膝を見ながら動くので上半身の重さが、膝に乗っかり、より痛みにつながります。

何かに掴まりながらでもOKです。

まっすぐ前をみて、上半身まっすぐのまま、お尻の穴をギューっと締めながら、で上半身を持ち上げる意識で行ってみてください

↑★縦の動き(矢状面、しじょうめん)

身体に対して、縦の動きです。

これも、股関節の中の前と、後ろを沢山使います。

そして、ストレッチ。

椅子に座骨で座り、股関節を開けるところまででいいので、開いて、背筋をピンと張り、上半身を股関節の中に入れるように、おじぎをしていきます。

これも、背中が丸まらないところまで。

そしてそのままストレッチ15秒。

★水平の動き(水平面、すいへいめん)

これは、股関節周りのの表面の筋肉をストレッチです。

股関節の中の筋肉を柔らかくするのには、表面の筋肉も柔らかくすることで、より柔軟性が出てきます。

そうして、やっと股関節の筋肉が活動します。

★★長年、必要最低限の股関節の動きだけで生活してくると、筋肉は固くなってしまって、

        ↓

○骨盤の仙腸関節(寛骨(腸骨)と、仙骨の間にある関節)の動きが悪くなり

        ↓

腰痛が起きやすくなる

○骨盤の骨から、膝の下まで通る太腿の筋肉も股関節の筋肉が硬くなると、どこかが、つれてしまい

        ↓

膝痛を起こしやすくやる

○股関節の中の筋肉がガチガチだと、神経のそばを通る筋肉が、大事な神経を押しつぶし、

        ↓

神経痛が出てきたりする

○股関節の中の筋肉が硬くなると、筋肉の中にある沢山の血液が循環しにくくなり、筋肉も冷えて、

        ↓

便秘や尿もれを起こしやすくなる

○股関節の筋肉が硬くなると、

        ↓

可動域が狭くなり、脚をあげにくい、開きにくい、左右の硬さに差があると、バランスを崩しやすくなります。

人は、体幹が大事!と言いますが、

体幹には、体幹上部と、体幹下部があり、

脊椎を中心に、

体幹上部には、肩関節

体幹下部には、股関節

両方とも、球関節で、360度とまではいきませんが、沢山の筋肉で色んな方向に動かせる関節です。

どこか一つだけでも、筋肉が硬くなると、痛みや、動きが悪くなり、あらゆる症状が出てくるのです。

そして、体幹も崩れる。

体幹が崩れてくると、違う場所に痛みが出てきたり、色々な症状も出てきます。

毎日の生活で

365日、筋肉のことを考えてはいられないですが、痛みなどが出ると、今度は、仕事をするのも、ままならなくなります。

そうなる前に、股関節周りの筋肉!

気にしてみませんか?

色んな方の身体や筋肉をみていて、股関節がとても重要なキモになっていることに気づきました。

股関節周りの筋肉のトレーニングや、ほぐし方、ストレッチなど、他にもいろいろありますが、今回は、大事な部分だけお伝えしました。

物足りない方は、色々検索したりして他のトレーニングなども試してみてください^ ^

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