以前は、今とは全く別物の会社に所属して働いていました。
何年も過ぎ、昇格試験なども受けたり、その間の出産や育児の経験をしながら、仕事をすればするほど、どんどん自分の本質が見えてきました。
仕事をすればするほど、その会社の教育を受ければ受けるほど、ここは、自分の生きる道ではないと、どんどん鮮明になってきたことを思い出します。
最終的には、自分とは、正反対の人間になれ!と半ば強引な教育に嫌気がさし、身体を壊すことになるきっかけだったと思っています。
その時も接客業では、ありましたが、お客様との関わりが増えれば増えるほど、お客様からの学ぶことのが、大きくなり、その中から自分の本質に近いものだけをピックアップしてどんどん自分というものが、あらわになってきた気がします。
身体を壊し、会社を退職希望するも、そこから2年間全く相手にされず、やっと、退職希望から2年経った時に退職にこぎつけました。
身体と向き合う会社と出会い、そこへ一旦は就職しますが、年齢的にも、これから先が今までよりも短いかもしれない。。。。そんなことを考えたら、もっと、もっと深く知りたい。。。もっと納得いくまで勉強しながら、自分で納得のいくところまでやりたいと、再度、正社員という身分から離れ、現在に至っています。
身体のことを、トレーナーという仕事を通じて学ぶうちに、色んなものが見えて来たことで、自分なりの大事だと思うことをお客様に伝えられるようになって来たことは、何もよりも大きな喜びになっています。
昔は、トレーナーにトレーニングをしてもらうというのは、アスリートや、ボディメイクするビルダーさん達専門のようなイメージが強かったと思いますが、今は、トレーニング人口も増えてきて、様々なスタイルのトレーナー自体も増えてきています。
一般の、トレーニングは、痩せるためだけにするものと思っていた方達へも、本来の目的は、何か、筋肉を通じて、何が大事なのかを伝える役目もトレーナーの仕事の一つだと思っています。
私がトレーナーになる!こういう人達を守りたい!と、そう決めるきっかけになったのは、
膝の痛みに悩み( ; ; )もう最終手段のトレーニングで筋肉をつけて行こうと決意して、杖をつきながら、トレーニングに来た高齢の女性の変化した姿をみていた時です。
笑顔も増えてきて、本当に毎日が嬉しそうになってきたんだと、私もよかった(≧∇≦)と思っていた頃でした。
その方は、ある時から、また、膝の痛みが始まり、休みがちになり、どんどん痛みが強くなり、ドクターストップがかかり、退会してしまいました。。。。
何故。。。?なんで。。。?
私は、その会員さんに、何が出来たの?その時になんて言葉をかけたらよかった?どうしたら、その会員さんを、会員さんの心を和らげることが出来たの?
結局何も出来ず、その時のショックがかなり大きかったことを覚えています。
このままでいいの?本当にこれでいい?何か出来ることは無いの?の、自問自答を繰り返すうちに、
ものすごい使命感に突き動かされるように、気づいたら、トレーナーの学校、スポーツ整体師の学校を調べ、手続きのための行動をすごい勢いで進めていました。
これからもっと一般のトレーニング人口が増えれば増えるほど、痛みと付き合いながら、向き合いながら、トレーニングを続けていく。
その時に、この残念だった会員さんのような方に、何か、もっと働きかけ、対処法、向き合い方、寄り添い方、様々な観点から、1番いい方法を一緒に考えていくことが出来たら、何か変われるかもしれない。。。。と、必死に勉強しました!
年齢を忘れて٩( ᐛ )وひたすら、ただひたすら、その使命感が、私をここまで、連れてきたんだと思っています。
少しでも、その少しが大きいものに変われるのなら。。。。
どんな仕事でも、小手先や、マニュアルだけでは、お客様の心は動かないということ。
時代が進化すれば、するほど、お客様の見る目、真理を見抜く力も進化していること。
自分だけのものを見つけてくれる人を探しています。。。
本気で、どれだけ出来るのか。。。
それに尽きると思っています。
接客をする側でもあるけれども、お客様の立場になることもあるから、自分もずっと探し物をしてる状態。
誰かが完璧で、それが永遠に続くものではない。。。
常に流動的。
だから、個人の個性が沢山あればあるほど、ヒットする確率もあがる。
沢山のお客様と接すれば、接するほど、仕事をすればするほど、自分の本質が、軸が、鮮明になり、誰かに邪魔をされようが、その邪魔が大きければ大きいほど、どんどん、ブレない自分が強固になってきている気がします。
大きな使命感と、沢山のクライアントさんの想いが。。。
どんどん私の進む道を作って導いています。