痛みがある時のパーソナルトレーニングは。。。。。

先日、トレーニングをしている時に、知り合いになった方から、腰を痛めてしまって、しばらくトレーニングも出来なかったと話がありました。

その方は、他のトレーニング施設でパーソナルトレーニングを受けていると聞いていましたので、あれ?パーソナルも受けてないんですか?と聞くと、トレーナーは色々やってくれてるとのことでしたが、腰回りの筋肉が硬すぎて、ストレッチをメインにやってる。

トレーナーから、お金積んで、トレーニングまでいかないのはもったいないから、他の日も、このストレッチメニューをやってくださいよ!と、言われて、渋々やるようになってから、だいぶ良くなってきたとのことでした。

私も、同じようなクライアントさんがいますが、筋肉が硬かったり、それによって痛みを伴っていると、トレーニングまで行かないんですょ。

正常の筋肉に戻すためのストレッチや、ほぐしで、ほぼ時間が終わってしまうので、クライアントさんも、つまらないと思うんですょ。

だから、自分でも、できることをやっていくだけで、どんどん良くなっていくものですょ^ ^と、伝えました。

今、持っているクライアントさんで、高齢の方がいます。

その方は、はじめは膝の痛み、股関節の痛みがあり、スクワットするのにも、椅子につかまりながらでないと出来なくて、しかも初めは、浅く膝を曲げるのがやっとでした。

そのクライアントさんの痛い方の脚の筋肉は、硬くなっていて、痛いからあまり動かさずにいたため、筋肉も細くなっていました。

パーソナルトレーニングをするようになってから、しばらくは、トレーニングというよりも、筋肉を柔らかくするようなストレッチや、トレーニングの形の真似ごとをしていました。

度々、痛みが出ては、2週間くらいお休みが入ったり、多い時では、ひと月くらいお休みすることもありました。

ある時、痛みのある中でも、自分でさすってあげたり、しっかりストレッチしたり、体操して動かしたりすることで、筋肉は、どんどん強くなるんですよ!と、伝えると、自分でも毎日それをやることで、ほんとに少しずつですが変化を自分で感じるようになってきたそうです。

それが嬉しくて、週に2回パーソナルトレーニングの予約をしていましたが、自分のペースで、楽しめるくらいの、トレーニングを習慣にしていくことをお勧めすると、毎日のテレビ体操と、週1回のパーソナル、週に2回のプール、ジムに来ない時は、近くの運動公園でウォーキングを、やることに決めて、もう2年以上が経ちました。

毎日の努力の積み重ねと、パーソナルトレーニングで、どんどん新しい種目をやれる喜びとで、身体は、筋肉は、どんどん強くなり、毎回、痛みどうですか?と、聞くと、痛いという言葉は、出てこなくなり、この間、硬かった、重い感じがしたと、進歩した答えが返ってきます。

つい先日、、もっとビックリしたのが、昨日ね、脚の調子が少し重たい感じしたけど、少し体操してみようかと思って、やったら、かえって軽くなってスッキリ!したんですよ!って嬉しそうに、教えてくれました♪

すごいですね~^ ^、それは、毎日の自分の努力の結果なんですよ!どんどん強い筋肉になってますね~と、言うと、とても嬉しそうでした。

最近では、パーソナルトレーニングをした後は、そのトレーニングの種目の動きを、重さなしで、毎日のテレビ体操の後に復習をしているそうです。

ある時、トレーニングの後の施術をして、筋肉をチェックすると、細くなっていた痛みの出る方の脚の筋肉は、両方が同じ太さにまで変わり、高齢とは思えないような、ふっくらとした筋肉になっていることに驚きました。

硬い筋肉の、痛みが伴う時のパーソナルは、はじめはもったいないくらいでしたが、クライアントさんが、自信と、心を強く持ち、努力してきたことで、変化が出てきてから、前向きに心も変化して、新しい種目、次はどんなのか、目を輝かせて待ってくれています。

私も、それに応えたいと、今の状態を見ながら、次はどんな動きを取り入れようか。。。と、考えてるのが楽しみになりました。

パーソナルトレーナーをやってて嬉しいことは、クライアントさんの身体の変化と心が前向きになる変化を見られることです^ ^

ですから、痛みがある時のパーソナルは、トレーナーとクライアントさんの気持ちを一つにして、今はこんな状態だから、これをやっていきましょう!やります!と、焦らずに、努力すること。お互い協力し合うことが、結果、回復への早道になりますし、大事だなぁと感じています。

そして、さらによくなるためのトレーニングを始めることが出来たら、お互いが楽しくなりますね^ ^

痛みのパーソナルトレーニングで、トレーナーもクライアントさんも、その人の身体の中身を知ることで痛み、筋肉の状態と向き合えたこと。

クセ、習慣を見直す、初めの一歩は勇気が必要でしたが、そうやっていきながらお互いの距離を近づけるきっかけになれたこと。

これから、もっと元気になりますように。

そうお互いが思いながら、続けていきます。

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