ここ最近、
作業車の運転をしている人、ずっと何十年も運転をしていた人の脚、足を見ることがありました。

ずっと緊張状態で、足首や、膝を曲げて運転していたために、足首や、膝裏の筋肉が硬まってしまって、骨も変形しまってしまっていました。
まだ年齢が若くて、作業車の運転をやり始めの時は、筋肉も弾力があり元に戻そうという力もあるのですが、年数が経ち、年齢も重ねていくと筋肉も、その動き以外は、動かなくてもいいや、と、認識してしまい硬まってしまいます。
硬まってしまった状態で、運動をしようとすると、片足立ちでは、不安定になってバランスを崩してしまったり、また、シューズを履くと骨がシューズと擦れて違和感を感じてきます。
病院では、加齢により骨が変形してますね。
と診断されると、諦めムードになってしまい、もうこうなってしまったから、仕方ないと、心も筋肉も諦めてしまいます。
ですが、痛みが出てくると、辛くてどうしたらよいか分からず、何かいい答えを探しに病院をいくつも、かえてみたり、何年も病院に通い続けるケースも多いです。
今回たまたま運動施設で、そんな症状の方たちから、もうどうにもならないんだけど樂樂樂とか、この症状って、どういうことなのか聞かれることがあり、お仕事は、何をやっているのか、どんな動きをしているのかを聞き出してみると、作業車の運転手さんということを知りました。
自分で選んだ職業とはいえ、まだまだこれから頑張ろうという時に、痛みが出たり不自由になってしまって諦めてしまうのは、辛すぎますよね。
ただ、可能性として残っているのは、筋肉は、いくつになっても復活出来るということです!
高齢になればなるほど筋肉も細くなりますが、トレーニング次第で、弾力や、強さは、復活出来るということです。
今回行ったことは、今までの動作で変形してしまったのは、その動作で動かす筋肉や腱の場所、通り道を伝え、緊張のまま硬くなってしまった脚や、足の周りの筋肉をほぐし、可動域いっぱいにストレッチして、ここまで動けるょ!
と、筋肉に思い出させることでした。
そして、これから、自分の力で可動域いっぱい動かせるくらいまで持っていきましょうね。と、伝えました。
今回は、お客様の強い意志もあり、一緒に頑張って行く、スタンスでしたので、可能性を大きく感じることができました。
筋肉は、手術で傷がついたり、外傷などで切れてしまうと、人は、痛みとともに動かすことが怖くなるのと同時に、筋肉も、ぎゅっと硬くなって、怖がってしまいます。
それを、その人自身が、大丈夫動かすよ!と
いう意思表示があると筋肉も変わっていくんです。
人の身体の不思議は、気持ちとも繋がっていることを知りました。
これから、
家族に迷惑をかけない身体づくりをしたい!
いつまでも孫と一緒に遊べる身体でいたい!
そんな想いが、人の意思を強く、たくましくしていくんだなぁと。