肌寒くなると、肩が凝る、首や背中が固まってるようで辛いという方が増えてきますね。
ひどくなると、腕があげづらくなったり、後ろに回らなくなったりして動きが制限されてしまいます。
肩の関節は、股関節と同じように、球関節なので、360℃と、までは行かなくても、四方八方に動かせる関節です。
それだけ動かせるということは、沢山の場所の筋肉を使って動かしているのです。
子供の頃は、抱っこ!と、お父さんやお母さんにすがったり、ジャンプする時や、走る時も大きく腕を振っていますが、大人になり、普段の生活では、腕をそれほどあげることもなく、前側のほんの少しの筋肉だけ動かすだけで、事がたりてしまうのです。
少しの筋肉だけで、痛みもなく、事がたりていれば、その時は、それでいいと皆んな思っていると思いますが、痛みが出てくると、かなり辛く、病院に駆けこみ、注射や、電気をかけてもらう人も少なくありません。
運動やトレーニングは、健康になるために、色々な動きをして、まずは、自分の弱いところを見つける発見の場所だともいえるので、痛みが出てきた時は、少しの間お休みをしても、運動やトレーニングは、やっぱり向いて無かったと諦める前に、どうして、そうなったのかを、思い返していく事も大切です。
どんな風に思い返すのか樂
ポイントをお伝えすると、
⚫︎普段の寝ている姿勢
⚫︎デスクワークで、ずっとパソコン作業
⚫︎重たい物を持ち運びしている
⚫︎テレビを見る姿勢が片方に寄っている
など、自分の仕事や、普段の生活でのクセをあらいだしてみてください。
圧倒的に多いのが、
⚫︎毎日、同じ方向に寝ている
⚫︎寝ながら本を夢中になって読んでいる
です。
そして、その同じ姿勢が何故、痛みになるかというと、身体の重さに、重力がプラスして、1番下になる筋肉がつぶれて硬くなってしまうのです。
筋肉の中には、血管が沢山通っていますので、固まってしまうと、血流も悪くなり、冷え切って、痛みが出てしまうのです。
肩や、首や背中が、痛みで辛くなると、手が自然と痛みのところに行き、摩ったりしますね。
その時に、痛みのある側と、反対側も触り比べてみてください。違いがわかります。
その違いを見つけたら、少しの間、硬い部分を摩ってあげてください。
それだけで、ほんの少しでも血流がよくなってきます。
ただ、まだまだ、奥の方や、耳の後ろ、首の付け根、胸、鎖骨の内側、腕の付け根、脇の下、肩甲骨の裏側、肩甲骨と肩甲骨の間、首の後ろ、背中、肩の前側、腕、は、硬いです。
こんなに~
と、ビックリ‼️するかもしれませんが、今、あげた場所の筋肉を使って、肩と腕は、動かされるのです。
ここからは、今までサボっていた筋肉のストレッチの出番です。
床に寝るか壁に寄りかかり、腕を真横から頭の上まで、手の甲を床にこすりつけるようにスライドしてみてください。真横あたりから上まで腕が行きずらい。もうここで痛いという場合は、その場所で15秒間、そのままストレッチ。
☝️このストレッチは、何をしているかというと、腕を真横からあげていく時に、今まで動かしていなかった肩甲骨が上方回旋↖︎↗︎して行くので、今まで動かし忘れていた筋肉が動くので、何度か繰り返してみましょう。
それから、そのまま寝た状態や、壁に寄りかかった状態から、今度は腕を下から上に、バンザイを、ゆっくり!やってあげてみてください。
☝️このストレッチは、何をしているかというと、腕を上げた時は、肩甲骨は下り、腕を戻した時に、肩甲骨は、通常の位置に上ります。肩甲骨の上下運動です。
そのバンザイした状態で、(これも行くところまでで大丈夫です)15秒間ストレッチ。
これも出来る範囲内で何度か繰り返すといいでしょう。
この2つをやる事で、肩甲骨が動きますが、背中のトレーニングにもなっているのです。
普段、生活する時に、忘れられている場所です。
それから、首のストレッチ。
ストレートネックになってしまっている方もいらっしゃるので、ゆっくり、ゆっくり、左右真横、ゆっくり、真下、ゆっくり、真上、アゴを引いて左右斜め前に、アゴを出して斜め後ろに、ゆっくり、ゆっくり、行くところまで伸ばしてみてください。
人の頭の重さは、体重の10分の1もあるので、そんな重たい頭を、首の細く小さい筋肉で毎日支えていますから、ここが原因でも肩や腕の動きも悪くなるのです。
☝️邏怖い方は、椅子の背もたれに寄りかかったりしてもいいでしょう
血圧が高い方も、急激に首を動かすと怖いので、ゆっくり、出来るところまで行うようにしましょう!
簡単に出来るはずなのに、ストレッチって、後回しにされたり、適当に短時間で済まされてしまいますが、ボディメンテナンスには、欠かせないものです。
まだまだ、これだけでなく、やる事は、沢山ありますが、まずは、この3つのストレッチをしていく事で、変化が見られると思います。
また、後々、肩の動きに合わせた体操や、ストレッチをご紹介していきます。